地下鉄烏丸線に乗り、1駅先の国際会館駅で下車。東京の地下鉄の感覚ではちょっとイメージできない緑豊かな山の上です。
駅を出ると通路があり、近くにある国立京都国際会館の前に出ました。地図で見ると、この施設は目指す宝ヶ池公園に隣接していて、事前に用意した資料の池の写真の背景にも写っています。
ところが、どうもここを突っ切っては行けないようです。
2週間後にここで行われることになるAPECアジア太平洋経済協力会議の財務大臣会合の警備と思われるお巡りさんがいたので道をお聞きして、ようやく行き方がわかりました。
- けいおん!の舞台その1 夜行バスと近江鉄道で豊郷へ
- けいおん!の舞台その2 桜が丘女子高校のモデル 旧豊郷小学校
- けいおん!の舞台その3 旧豊郷小学校講堂・図書館
- けいおん!の舞台その4 京都・嵐山
- けいおん!の舞台その5 1日目終了
- けいおん!の舞台その6 放課後ティータイムの街へ
- けいおん!の舞台その7 唯ちゃんの通学路
- けいおん!の舞台その8 宝ヶ池公園
- けいおん!の舞台その9 放課後ティータイムの放課後の街
- けいおん!の舞台その10(終)南禅寺を経て京都市街へ
教えてもらった通り、国立京都国際会館からしばらく公園外周の道を歩いていくと、宝ヶ池公園の入り口がありました。
池のほとりに到着するとさっそく作中登場した貸しボートの料金表を発見。
放送からそれほど年月が経っていない時だったので、アニメに描かれたのとそっくりなものが残っていました。
広い公園の中、作中背景で登場した場所を探します。目立つ目印との位置関係を見たり、ネットで他の人のレポートを見たりして、次々に見つかりました。
あずにゃんの新歓の会場だった広場をはじめとして、実際にその場で見るとアニメの画面とは印象の異なる場所が多く、ほとんどのシーンで実際の景色から大なり小なりアレンジが加えられていました。
いろいろ見たので、そろそろ宝ヶ池公園とおわかれ。
最初の予定では往路にも通るはずだった正面口からの道を、唯ちゃんの家の方へと降りていきます。
来た時とは逆に、唯ちゃんの家の場所から細い路地を修学院駅へと歩き、北山通りに合流します。
この何の変哲もない交差点で、欧米人らしき人達がカメラを構えていました。作中に出ていたアングルと同じなので、きっとけいおん!のロケ地を訪ねに来たのでしょう。
今でこそ大洗や地元沼津の盛り上がりを知っていますが、当時は「けいおん!」のロケ地に海外からも多くの人が訪れているというニュースはかなり新鮮なこととして受け止めていました。
ここでそれを実際に目にして、大いに驚きと感激があったのを覚えています。
つづき:けいおん!の舞台その9 放課後ティータイムの放課後の街